ゼッケン=ブランド論。#29の危機。

「固定ゼッケンのライダー増えたなぁ」

私が20年間モトクロスを離れてから復帰して気づいたことのひとつ。


チャド・リードの#22

ジェームズ・スチュワートの#7

といった海外勢だけでなく、


小島庸平選手の#44

や、成田亮選手の#982などなど・・・。

チャンピオンを獲得した翌年は#1をつけますが、それ以外は、みんなそれぞれ思いれのあるナンバーをずっと固定でつける習慣が根付いいているようです。


マシンやウェアの色は、移籍や契約関係で色々変わりやすいため、観客~ファンからすると、ゼッケンが固定されていると、非常に覚えやすく、なによりレース会場やTVでも識別しやすいというメリットがあります。

これは、単にわかりやすいだけでなく、ゼッケンが特定のライダーを想起されるようになるため、ライダー個人のブランディングとしても、非常に重要な考え方で、個人的にはとても良いことだと思っています。

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で、サイトをご覧になっている方はお気づきの通り、我らミーハー親子鷹も、ゼッケンは固定で#29をつけております。

29番を選んだ理由は、私が小学生の時代に、クラスの出席番号が29で、6年間で29番に慣れ親しんでしまった・・・という、実にしょうもない理由なんですが、小学校の同級生であれば29=私というくらいに局地的に浸透(笑)し、すぐに想起される役割を果たしています。


息子もレース参戦するようになり、同じゼッケンをつけさせているのですが、親子でマシンやウェアのメーカーが違っても、ゼッケンが同じことで「あぁ、親子なんだな」と周囲の方々が認識してくださったり、サーキットで見かけたときに「あぁ、ブログで見た人だ!」と想起されたり。


モトクロスのコースでは、皆が限られたメーカーのマシンに乗り(赤、青、緑、黄、オレンジ・・)、限られたメーカーのウェアを着ているため、ゼッケンは記憶するための有力な手がかりです。

実際に、ここ最近は、サーキットで「ブログやってますよね?」とお声がけいただくことが増えました。おそらく、その想起に、固定ゼッケン#29が果たしている役割は少なくないんですよね。

あと、29のような、少し後ろのほうのニッチな固定ゼッケンにしておくと、様々なレース参戦の際に希望ナンバーを出せば、だいたい希望どおりゼッケン29がもらえます。そうすると、レース参戦のたびにゼッケンを張り替えるという手間もなくなる。これは地味にお金と時間の節約になります(笑)


そんなこんなで、実は密かに、#29=YamaGucci親子という認識を、このブログの読者の方々やオフビやモトビで会う方々に刷り込むブランド戦略を意識(大げさなw)し、意図的にゼッケンを固定し、サイトの名前やSNSのIDにも、必ずゼッケン29を入れるようにしてきました。


だが、しかし!!!


ここにきて、その#29のポジションをおびやかす強力すぎるライバルが登場しまして・・・


全日本モトクロス選手権のテレビ放送を観ていたら、女性姉妹でモトクロスをしている方がレポーターとして出ていて、「いまどきのモトクロス業界にとって、実に貴重な存在だ!」とSNSをフォローしたら、なんとお姉さんのRyokaはゼッケン#29じゃないですか?!(写真はRyokaさんが借り物バイクレース時の撮影なので#44ですが^^;)


かたや、全国放送に出ている美人姉妹の姉。


かたや、地味にアマチュアレースやってるただのミーハーなオッサンと息子の親子。


ゼッケン#29から想起される存在をかけたブランディング競争の行方は、もはや勝負あったも同然であります(ガクッ・・・)


とまぁ、大げさに書いてしまいましたが、ブランド戦略論の目線からモトクロスのゼッケンを眺めてみても、それはそれで面白いものですよ、と。


特にプロのライダーのブランド戦略として考えると、「ぱっと見て誰かわからない」という状態は、”一貫性をもって識別させる記号的な何か”が欠落しているということであり、これはビジネスとして考えるとよろしくないわけです。(メーカー移籍しても、すぐに迷わずに誰かわかるくらいの視覚的なアイコンがあると良いですね。)

ライダーとして覚えやすい=応援しやすい、という構図ですので、ライダーが生業の方は、ゼッケンに限らずご自身のトレードマーク的な何かを決め、ずっと使い続けるのも良いと思います。

ロードレースのSP忠生さんは、その所属ライダーに目玉模様のグラフィックをずっと使わせているようで、あの目玉を見れば多くの人がSP忠生を思い出します。


*Googleでの画像検索結果


これはショップのブランド戦略として大変秀逸で、長年継続してやり続けた成果だと思います。

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ということで、我らが親子は、強力なライバル登場に怯えながらも、頑張ってゼッケン#29を使い続けていきたいと思います(笑)

P.S
今週末6/5(日)のウエストポイントカップ@モトビにエントリーしました。この一ヶ月ろくに練習してないので恐ろしいですが、怪我しない範囲でがんばりまーす。

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YamaGuuci#29

「速さより、ミーハーさを楽しむ親子」20年ぶりにモトクロスに復帰したオヤジが、息子と一緒に週末ライドを楽しんでいるサンデー親子レーサーです / CRF250R & DR-Z50