Ducati Scramblerでツーリング
先日、息子の小指骨折でモトクロスお休みしていた期間に大型二輪免許をとりまして、気になっていたバイクのDucati Scramblerをレンタルし、ひとりで日帰りツーリングしてみました。
Ducati Scramblerには、色々とタイプがありますが、借りたのは黒のフル・スロットル。ハンドルバーがロータイプで、スクランブラーの中ではオンロードスポーツ走行寄りのモデル。
東京から鎌倉を目指して朝7時に出発。
目指すは、七里ヶ浜のオシャレスポット、Billsです。
朝8時から、ここで世界一の朝食と自ら主張するパンケーキを食べる。
*世界一ではないと思うけど、たしかに美味しい
そして、海の景色を堪能。
その後は、国道134号線を流し、西湘バイパスを経て、箱根ターンパイクへ。
ここの長い登りは、バイクで走ると最高に気持ち良いです。
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以下は、ロードバイクに乗るのはほぼ初めてで、街乗りバイクは、20年前に所有していた
CRM250R以来の経験という私が、朝から夕方まで、一日約250km走っての純粋な感想です。
印象1:800ccの大型バイクといえども、そこまで速くはない
そもそもDucati Scramblerは飛ばすタイプのバイクではないのですが、800ccという排気量からは、より太いトルク感と、鋭いアクセルレスポンスを期待していました。
でも、意外におとなしいというか、Sixty2のようなトルク不足やパワー不足は感じないけど、別に速いとも感じない感覚です。ただ、もっとパワーが欲しいとも思わないので、これはバイクのコンセプトを考えると、ネガティブではなく、ちょうど良い感じ。
速く感じない理由は、おそらく私が250ccといえども、日頃、モトクロスのレーサーに乗っていて、それが体感の基準になっていることだと思います。
パワーウェイトレシオで言えば、CRF250Rのレーサーよりだいぶ重いので、パワーが増えても相殺されるでしょうし、パワーの味付けも、コンペティションモデルではないので、穏やかなマネジメントがされているのかもしれません。
逆に言えば、こうやって大排気量のロードバイクに乗ってみて、ロードバイクに日頃乗り慣れた方が、モトクロスのサーキットに来て、80ccや125ccの2ストモデルや、250ccの4ストモデルを、排気量が小さいので見くびって乗ったら、手こずって転んだ的な光景の理由がよく理解できました(笑)
きっと同じ大型のロードバイクでも、よりレーサーレプリカ的なモデルに乗れば、まただいぶ印象が変わるのでしょうか。。
印象2:カウルがないと高速道路の風圧はかなりつらい(泣)
見ての通り、今回のバイクはネイキッドですが、高速道路の移動は、風圧が本当に辛かったです。80km超えると、バイクにしがみつくような気構えになるほどで、速度と共に、どんどん風圧が加速度的に上昇。
街乗りライダーの皆さんには常識かもしれませんが、高速道路を走るうえで、カウルみたいなものが必須な理由がよ~くわかりました(笑)
この日の疲れの8割が高速の風圧に感じたので、アフリカツインみたいなカウル付きのアドベンチャーモデルなら、だいぶ楽になるのでしょうねぇ。アフリカツイン乗ってみたいぞ。
などなど。
このような印象を経て、トータルとしては楽しかったものの、現在の自分の生活には、カウル無しのロードバイクを購入・所有は、かっこいいんだけど、当面はなくて良いなと感じました。
私の生活にとっては、乗りたい時にレンタルできれば充分だな、と。
この辺りは好みの問題なので、人によって異なるのでしょうが、私は当面バイクはモトクロス一本でやっていこうと改めて感じました。
モトクロス最高!!
P.S
利用したレンタルバイクサービスはこちらです。
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