ブリヂストン BATTLECROSS(バトルクロス)良かったお。
先日、サスペンションチューニングの感想を興奮気味にこってり書いたのですが、今回は、大きなパーツ変更のひとつとして、タイヤをダンロップのジオマックスからブリヂストンのバトルクロス X30(ソフト~ハード路面を幅広くカバーするもの)に変えてみた、というのがあります。
新車時にOEM装着されていて、ずっと継続していたダンロップのジオマックスと比べると、タイヤのブロックの中にもうひとつ小さなブロックがあるという二段構えのブロックによるグリップ感は一緒。
ただ、ブロックの配置パターンや、ブロックの根本の周辺の溝のつけかたなどは違うし、サイドウォールの見た目~構造はかなり違う。(特にリアタイヤのサイドウォールは独特の構造をしていて、タイヤの温度低下のための「COOLING FIN」という突起物のリブが入っています)
(上記画像はブリヂストンのホームページより引用)
走ってみると非常にトラクションが良く、いい印象でした。ただ、正直なところ、タイヤだけでなく、サスペンション、ホイール、スプロケット、チェーン、ハンドル・・もろもろ同時に変えてしまったため、良くなった差分の中でのタイヤの貢献度合いがわからない…orz…(爆)
ただ、リアタイヤの「COOLING FIN」のせいか、ダンロップよりブリヂストンのほうが、リアタイヤがヨレずに剛性感ある感覚は、私レベルでもしっかりと感じ取ることができ、それはとても良い印象でした。
まだ、サスセッティングのためにゆっくり流すペースでしか走っていないのですが、今後もっとペースをあげて走ったとき、フロントのくいつきがどうなのか?も楽しみな要素です。
素人ながらモノは良さそうと感じるので、ブリヂストンさんは、ぜひ全日本や米国AMAのトップライダー達と契約し、もういちどモトクロスレースシーンの最前線に返り咲いて欲しいですね。
最近の全日本モトクロスはBSユーザーのスズキの小島庸平選手の優勝で少し変わってきましたが、表彰台のライダーの帽子を見ると、ダンロップのワンメイクのような状態が長らく続いていたため、ぜひともダンロップと競い合う一大勢力として復活してほしい。
まぁ、モトクロスの市場規模は小さく、ブリヂストン社内では、圧倒的にビジネスとしての優先順位が小さくならざるを得ないのは、ビジネスパーソンとしての合理性で考えればよくわかるんですけど、いちモトクロスファンとしてはもっと頑張ってほしいところです^^;
ちなみにハンドルはレンサルのFAT BARにしました。私は身長181cmと大きめのため、同じく大柄なケビン・ウィンダム選手が使っていたモデルにしたら、ハンドルの窮屈さがなくなり、非常に乗りやすくなりました。コーナリングフォームが自然と、でも明らかに大きく変わり、バイクの倒しこみが楽になりました。ハンドルやポジションって大事だなと改めて。
スプロケットも定番のレンサル。チェーンもD.I.Dの定番。
ウルトラライトスプロケットと言うだけあって、ノーマルの鉄のスプロケットと持ち比べるとずいぶんと軽くなってました。この軽さはリアサスの動きの良さにも貢献してそう。
-----
ここ最近、夏ボーナスを全額投入の勢いで、多くのパーツ交換&サスチューニングをしましたが、高いなぁと思いつつ、車のチューニングよりは安いなぁ、と自分をなだめています(笑)
モトクロスのパーツ代は、ミニ四駆より二桁高いけど、車よりは一桁少ない。でも、なかなか痛い出費。私はやらないのですが、出費の感覚としては、ゴルフが似ているかもしれませんね。中古を駆使すれば安く済ませられるし、凝ってこだわればそれなりに出費がかさむ、という。
これから思いっきり楽しんで投資額を回収しないと、です^^;
0コメント