親子の走り向上にコーチ依頼
親子共に、我流で走り続けているせいもあり、速くなる成長が感じられなくなっていました。
そこで、我流ではなく、コーチをつけて、客観的な課題抽出とアドバイスをいただこう!!
コーチは、国際A級で、ヤマハでテストライダーもされていた長田智邦さんにお願いさせていただきました。
長田さんにお願いさせていただいた理由は明快で、、11月頭のアマチュアモトクロスチャンピオンシップの走りに痺れ、マクグラスレプリカなミーハー度の高さにも共感(笑)したから。
そして何より、数年前、長田さんがオフロードヴィレッジのコースで働かれていたとき、モトクロスで復帰したばかりの親子で右も左も分からないなか、とても感じよく挨拶で声かけてくださり、ケアしてくださった、そのお人柄に惚れていたから、です。
数回しかオフビに行ったことのない妻ですら、たまたま息子のバイクを押して動かすのを慣れずに苦労していたタイミングで、長田さんが「よし、おっちゃんが助けたるわ!」と声をかけてくださり、妻がバイクを動かすのを手伝ってくれたのが印象的だったようで「すごく感じのいい人だった」としきりに言う。長田さん、我が家で大人気。
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親子の走りを綿密に観察いただいたうえでの長田コーチからのフィードバックは・・・
親父は、「目線を上げて進行方向を見る」「上半身を低くして重心を低くし、前輪荷重を増やし、コーナーを安定させる」が主要な2点。
息子は、「目線を上げて進行方向を見る」(親父も同じw)、「バイクの上で身体を前後左右に動かしてバランスを取り続ける」が主要な2点。
すごい単純なようで、できていない基本で、特に私は目線の話は効果てきめんでした。
目線を先の遠くまで向ける
→勝手に身体がコーナー出口に向く
→バイクも曲がる
→視界が遠くまで見渡せているからアクセルも自然にワイドオープン。
「え?目線でアクセルの開き方はこんなに変わるの?」というほどの効果でした。
おそらく、人には視界に入っている範囲で制御できる速度までしか無意識にアクセルをあけないで制御する本能があるのでしょう。目線をあげることで、視界がひらけ、遠くまで見渡せていることで、無意識にコントロールできると認識できる速度域があがっていると推察。
結果的にコーナー出口の速度が上がり、攻略の苦労していたオフビのBコースのフープスを2-2-2で簡単に飛べるようになってしまった。
2番めのアドバイスの前輪荷重の話は、指摘されても、なかなかうまく改善ができず、課題は積み残しです。コーナーでも後輪荷重気味な原因を無理やり推察すると、幼少期に砂浜で乗っていたことが多く、きっと後輪荷重が身体に染み付いてしまっていたのかな?・・・と^^;
自分が低速コーナーが苦手な要因がよくわかり、強化練習のポイントを見定めることができたのは大きな収穫でした。
また、息子のほうも、目線のアドバイスのおかげで、コーナーが曲がりやすくなったようで「コーナーが苦手じゃなくなった」と喜んでいた。
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長田さんに教えていただいたことは、聞いたこともないような超絶テクではなく基本のテクニック。
でもそれができずに、こうやって行き詰まっているのだなと実感できましたし、なにより、「目線を遠くに」というひとつのアドバイスだけで、これだけ他の要素も一気に解決したのは、課題のボーリングの1番ピンを見極められるプロの力だな~と驚きでした。
あとは、親子で、課題克服の練習のみです。頑張ろう。
長田さん、本当に良いアドバイスをありがとうございました!
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