2018 CRF250R 納車インプレッション

ついに18のCRFが納車されました。
15 CRFでサスペンションチューンを依頼したブリッツシュネルさんの仕事があまりに素晴らしかったため、今回も前後サスのリバルビングやアルマイト処理のコーティングを依頼。

あと、15につけていたRideEngineeringのトリプルクランプ、DIDのブラックリムやTGRアルマイトハブ、レンサルのFat Barなど各種パーツも移植。

これらのパーツをつけてから新型マシンのシェイクダウンだったため、どこまでが18の素の実力なのか、どこまでがブリッツシュネルさんの仕事やパーツのおかげなのか切り分けはできません笑

以下、走行しての印象メモ。



サスペンションは自分としてはパーフェクトだった15のブリッツシュネルチューンのサスとまったく同じ印象。
初期は良く動いて滑らかにショックを吸収し、奥のボトム付近は踏ん張るし、リアは路面に追従してトラクションかかりやすい。文句無しです。これは褒め言葉ですが、同じフィーリングすぎて、15から18に乗り換えた実感が沸かない(笑)でも、私はこのフィーリングが好きなので期待通りでした。

フロントは15のエアから18はスプリングに替わってますが、同じ印象なので、違いは感じません…皆さんの参考にならんですね(苦笑

ちなみに18のノーマルサスと、ブリッツシュネルさんでチューンしたサスをビフォーアフターで乗り比べた方いわく「ノーマルサスはやはり動きがもっと固くて渋い」というコメントもありました。



エンジン。今回の目玉とも言えるDOHC化して高回転〜高出力化したエンジン。
これは15と別物でした。15は低中速のトルクのツキはいいけど上が伸びなくて早め早めのシフトアップして進めるタイプ。18は上がむちゃくちゃ伸びる。あとパワーカーブがフラットでモーターみたいにシュルシュル軽くまわり、いつのまにか速度が出てるイメージ。

では、低速トルクはないか?と言われると、確かに15よりないけど、むしろ私にはちょうど良かった。低速トルクのツキがマイルドになった分、コーナー出口の開け始めでギクシャクしにくいし、トルクが急にドンって来ないからリアタイヤが路面を搔きむしらない。この日は雨上がりでところどころマディな路面が残ってましたが安定して走りやすかったです。


このあたりは個人の好みあると思いますが、控えめに言ってすごくいい。ドンっと来ないのでバイクの挙動が安定し、その後はスルスル高回転までモーターのように伸びて心地よい。

高回転型エンジン=超上級者向けで手に負えないと懸念してましたが、自分にはそんなことなく問題なしでした。中級者には充分おすすめできると思います。

総括すると、シャシーやハンドリングは昔ながらのCRFらしい素直なもの。そこに高回転型のYZ 250fのパワフルなエンジン積んだみたいないいとこどりの印象。

エンジンは昔試乗したヤマハのYZ250fとフィーリングがかなり近い。ヤマハよりはマイルドでモーター感あるが方向性は似てる。


ひとまず慣らし運転だけの印象ですが、とても良かったです。

今後もしばらくは乗り込みと、あとマシンの盆栽w作り込みに励みます…

世の中はBlack Friday Saleで米国のECは安く、いまが仕込みどき。


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